1. ピアノ教室HOME
  2. ピアノ教室ブログ
  3. 親子リトミック・幼稚園・小学生リトミックレッスンに対する考え

ピアノ教室ブログ

親子リトミック・幼稚園・小学生リトミックレッスンに対する考え

2017年11月24日

私たちは、0歳から3歳のおともだちを対象に、
親子リトミックレッスンのクラスを開講しています。


IMG-0941.jpg

親子と言っても、
おじいちゃま、おばあちゃまとご参加くださる生徒さんもいらっしゃいますので、
必ずしも親子で参加というものではありません。

***ーーーー***ーーーー***ーーーー***ーーーー***ーーーー

リトミックのレッスンというと、
日本では情操教育の一環として幼稚園入園前に触れておきたいもの、
ピアノの前の準備、との考えが定着していますが、
元々のリトミックは、音楽大学で学ぶ大学生の為に考案された学習法です。


親子リトミックを考案したのは、ダルクローズではなく、
イラマ・ロドリゲス先生(ジャック=ダルクローズ音楽院)と
ミレイユ・ヴェヴェール=バルマ先生(ジャック=ダルクローズ音楽院)
のお二人です。

今年の春、親子のリトミックレッスンについて、イラマ先生からお話しをお伺いする機会がありました。
とても心に残ったことは、
「子どもが自由になるには、お母さんが自由になることです。」
「子どもに答えを教えないこと。」
「子どもと同じ目線に立つこと。」
「私たちは音楽を通して生きることを教えて行くこと。」
等のお言葉です。

私たちは、イラマ先生のお言葉にあるように、
子どもが自ら考え、身体を使って表現し、
生きる力を養って欲しいと考えています。

楽器を演奏する時、身体を動かさずに演奏することは出来ません。
何かを発明しても、身体を使わないと相手に伝えられません。
お話しすること、小説を書くこと、絵を描くことも、踊ることも、
身体が無いと伝わりません。


その為にリトミックがあります。


心に思い描いたことを、身体を使って表現する。
その力を養って欲しいのです。

***ーーーー***ーーーー***ーーーー***ーーーー***ーーーー

教室では、最大9名までの少人数グループレッスンをしています。
講師は二人です。

生徒さん一人一人のご成長を見守り、
グループでの学びと合わせて、個に応じた指導をしたいと考えているからです。
また、生徒さんの個性や発達に合わせて指導案を作成しています。


レッスンの後には、講師同士で振り返りを行い、
「あの時、こんなふうにお声掛けすればよかったかもね。」
「来週はこうしてみよう。」
等と話し合います。


リトミックレッスンをはじめた頃、
私自身も親子リトミックのレッスンだけで満足していましたが、
今、幼稚園、また小学生になる生徒さんともリトミックをしたいと思いがつのり、
リトミッククラスを継続しています。


一番身近なご家族との関わりから、先生やおともだちへと関わりの輪をひろげ、
おともだちの意見を尊重したり、譲り合ったり、人との関わり方を学んでいます。
みんな自然にピアノに興味を持ち、弾くことに慣れ、
楽譜に興味を持って、読んだり、書いたりするようになりました。


IMG-0945.jpg

私は小学生の時、授業にリトミックの時間のある学校に通っていました。
一番好きな授業はリトミック、クラスの殆どのおともだちがそう答えていました。

子ども達にもそう思ってもらえるレッスンをしていきたい、
と強く思います。


このカテゴリの一覧

お気軽にお問い合わせください

04-2924-0256 受付時間 9:00-21:00 / 定休日 木曜日

レッスン中や移動中などでお電話が繋がらない場合がございます。 折り返しお電話させていただきますので留守番電話にメッセージをお願い致します。


ピアノ教室FUJITA メニュー

トップへ戻る