ピアノ教室FUJITA

ポール・ヒル先生による夏期講座に参加しました。

2010年7月26日

ウィーン音楽・演劇大学教授として、ピアノ即興法・リトミック・ソルフェージュの指導、またご自身でも作品を発表されているポール先生のクラスに参加しました。

リトミックのクラス、即興演奏のクラスと二日間に渡って参加させて頂きました。

リトミックのクラスでは、マッサージボールを使った活動で緊張をほぐし、
拍子のすばやい把握と反応や、テンポの拡大縮小、複数グループに分かれてのフレーズの表現などのレッスンを受けました。
また、即興演奏では、歌とピアノ、パーカッションとピアノでのフリーな表現、またリズムの制約のなかでの表現などを経験しました。

二日間を通して、印象深かった事柄は、動き（motion)と情動（emotion）の繋がりを実感したこと。
ボールを持って投げ合って楽しい！動いたことから楽しい！という感情が生まれていること。
それを何か（モティーフ）を使って音楽で表現してみる経験。
すぐに子どもたちとのレッスン時に応用出来そうです・・・・。

ポール先生のレッスンのなかで、
「最初に説明はせず、生徒自身が感動して、自ら知りたい！と思ったときに
教えてあげなさい。」
とのお言葉がありました。

指導者にとって、生徒を知りたい！という気持ちにさせることは
難しく高いハードルがあると思いますが、
私自身が勉強を重ね、より良いレッスンが出来るように精進して参ります。

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